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変化の始まり。それは、ある村の村人たちが狂い死んでいく原因を探るために、リバティが村の代表者と共にその村の近くに位置する洞窟の古代遺跡を調査しに行ったことであった。
リバティの調査員2人(ヒュース、エルセラ)と村の代表者は、調査のため洞窟内に入り、古代遺跡のある場所に向かって進んで行った。古代遺跡のあるエリアまで進むと、3人は古代遺跡の辺りに1人の少女がいるのに気付いた。少女は通常ならば不可能なほど古代遺跡に近付いていた。
3人は小走りでその少女の近くまで行き、ヒュースがその少女に何をしているのかと話し掛けた。少女が黙ったままだったため、ヒュースが再度問い掛けると、少女は意味不明な答えを返した。その直後、空間のエネルギーが急変した。
調査員の2人は異変が起きていることを悟り、ヒュースは村の代表者に避難するよう指示。緊迫した雰囲気に包まれ、村の代表者はすぐにその場から離れた。
その古代遺跡がある洞窟には、リバティの調査員がもう1人(ソニア)、それから剣士が1人、来ていた。2人は別々の所にいたが、それぞれ空間のエネルギーの急変を感じ取り、その発生源の方に向かって走った。2人がヒュースらの所に着くと、ヒュースはソニアに協力を求め、剣士にも協力を要請。
「死んでね、私たちのために。」少女はそう言って姿を消した。そして、異形のモンスターが出現した…。
放浪の剣士。20歳。いつも堅い表情を崩すことがない。
依頼で金を稼ぎながら旅をしている。何かを探して旅をしているようである。とある洞窟でリバティの者たちにつかまり、彼らの1人(ソニア)に説得されてリバティの依頼を引き受けることになるが…。
リバティ所属の魔術士。21歳。使命感が強い。ズバッとものを言う面がある。
行方不明の父が持っていた願いを自分の思いに重ね、その思いを胸に、日々他の活動員たちと共にリバティの任務に当たっている。
リバティ所属の活動員。19歳。ちょっとお調子者でお気楽な性格。
ただ言われたことをするだけでなく向上心を持って活動に取り組んでいるが、お調子者ゆえにリバティ内ではしばしば周りを騒がせてしまうらしい。
とある村出身の槍使いの女性。17歳。いつも歯切れのいい話し方をする。
会う者に元気だという印象を持たせる。しかし、一人でいる時は別人のようにおとなしく、何かに思いを巡らしている。
出生不明の少女。??歳。
無口で、話し掛けには弱々しい声色で答え、表情は一切変えない。人形や機械のようにさえ見えるが、後に、論天使たちとの戦いに決着をつけるために必要不可欠な存在であることが明らかになる。
リバティ所属の術士。??歳。ちょっと変わった言い回しをするが、人となりは堅実。
任務遂行のリーダーという立場にあり、機動隊としてパーティーを率いる。ソニアやヒュースよりもずっと前からリバティに所属しており、自身の年齢を明かしていないが、20代後半くらいと思われている。任務遂行の責任者でもあり、時にパーティーメンバーに、今何をなすべきかを諭すこともある。
リバティのリーダー。リバティ全体をまとめ、リバティの理念に沿って、活動の指揮・命令を行う。リバティで代々行われてきた悪しき慣習の廃止と、リバティの基本計画の修正を実現させたが、その功績はまだ認められていない。論天使たちとの戦いの終結という大義の元にリバティを動かしていく。
元連合軍騎士。かつての戦乱で大活躍した騎士であり、非常に有名な人物。現在は引退し、山里に終の住みかを構えて静かに余生を送っている。
無名の術士。しかし、後にエルセラたちと出会い、彼らに協力して大きな役割を果たすことになる。
かつての戦乱で大活躍したがその後姿を消したという、消息不明の術士。戦乱後何十年も行方が知れないことから、戦死したか、あるいはその存在自体が疑われて架空の人物だとも言われるが定かではない。
リバティの先代のリーダー。冷徹な性格で、「個」よりも「全体」というものを優先した戦略を打ち立てていた。故人。
ソニアの父。幼いソニアを施設に預けた後、消息不明となった。平和な世界の実現が彼の願いだった。
フィールドやダンジョンなどでEscキーを押すと、下のような画面が呼び出されます。
上の画像のような画面をホーム画面と呼びます。ホーム画面には次の8つのメニュー項目があります。ホーム画面でコマンドを選択・決定すると、各操作画面へと移ります。
status : 主人公の装備、能力値などを表示します。 ability : 特殊技能を使用、または、戦闘時のみ使用可の特殊技能について参照します。 equipment : 装備品を装備したり外したりします。 item : 回復アイテムの使用、またはその他所持しているアイテムについて参照します。 permutation : 主人公キャラの入れ替え、並べ替えを行います。 story : それまでのゲームのストーリーを再確認します。 data : ゲーム内での用語、歴史、異常状態などの知識について参照します。 close : ゲームを終了します(セーブはされません)。
本作品のバトルシステムは、ハーフリアルタイムバトルです。キャラに「行動ゲージ」が設けられており、これがある長さまで伸びると行動選択ができるようになり、最後まで伸びるとキャラが行動を実行します。また、SEというパラメーターを設けています。画面上部に表示されているバーがSEゲージです。
バトルでは以下のようなコマンドがあります。コマンドは行動ゲージの左側にあり、左右キーを押すことで選択できます(ただし、escapeコマンドは例外的にEscキーで操作します)。敵キャラをすべて撃破するとバトル勝利となります。逆に、主人公キャラが全員HP0になるか全員石化状態になるとバトル敗北となり、ゲームオーバーとなります。
ATTACK : 通常攻撃を行います。 ABILITY : 特殊技能を使用します。 DEFENCE : 次の行動選択時点まで防御態勢をとります。 ITEM : 回復アイテムを使用します。 ENEMY DATA : 敵キャラのデータを参照します。 RECOVER SE : バトルSEを回復します。 escape : 戦闘から離脱します。
一部の村を除き、町や村には剣と楯のマークがついた看板と、フラスコのようなマークがついた看板が掛かっている建物があります。それが「ショップ」です。ショップの中に入り、カウンターでキャラに話しかけるとショップ画面に移ります。
ショップではアイテムや装備品を購入できます。本作品中では機能的に最も地味なシステムですが、アイテムや装備品の供給という、ゲーム上必要不可欠な役割を果たします。
本作品には、成長システムとして装備品強化とキャラの魔法習得の機能があります。いずれも、「魔法鍛冶屋」という1つの店で扱っています。町の中に、米印のようなマークのついた看板が掛かっている建物があり、それが「魔法鍛冶屋」です。
成長システム 装備品強化 成長システム 魔法習得
装備品強化は「成長型装備品」という特別な装備品に対してのみ可能です。成長型装備品はショップで購入できます。
キャラの魔法習得は、キャラによって習得できる魔法の種類やレベルが異なりますが、全種類の全魔法を習得できるキャラもいます。成長システムで習得できる魔法は攻撃魔法が32、補助魔法が10、回復魔法が12で、合計54あります。ゲーム序盤から全魔法を習得できるようになっています。
イベントシーン フィールド ダンジョン メニュー(装備画面) 戦闘(アビリティ使用時) 成長システム(性能強化時)